教育虐待!?

 4月頃から張り切って、娘の家庭教師を開始。

 平日は仕事をなるべく早めに切り上げるように調整し、土日もそれこそつきっきりで娘の勉強を見てあげました。

 つまずいた問題は丁寧に図解しながら解説し、分からない単元はそもそもどこから分からないのか過去のテキストを振り返り、苦手を潰していく。

 なんだか自分がとても良い母親になった気分でした。


 ……が、それは長くは続きませんでした。


 初めの頃は丁寧に教えていたものの、教えた問題の類似問題を娘が何度も間違える、ということを繰り返すので、だんだん私はイライラするようになってきました。


「この問題。昨日も同じようなヤツやったじゃん? 何でまた同じ間違いするの?」

「これも昨日やったよね!? 分からない? じゃあ昨日のノート見直して?」

「はあ? これ昨日解けたじゃん? 何でまた間違うの?」

「え? 何でこれが分からないの? 本当にわからない? いやいや、やったばっかりだよね? なんで分からないかが分からないんだけど?」


 次第に、こんな感じのセリフばかりが出てくるようになってしまいました。改めて今見ると、まあこんなん言われたらやる気無くすよなぁ…と思います。


 が、その時はイライラの気持ちをそのまま言葉にしてしまっていました。挙句、間違った問題を解けるまで無理矢理やらせる、といったことまでしてしまっていました。


  そしてそんな日々が数週間ほど続いたある日曜日、遂に娘が大反抗をしたのです。


「もう勉強なんか大っ嫌い!! もうやらない!! どうせ私は馬鹿だから、全然覚えられないし、もうやだ!!  塾も辞める!!」


みたいなことを言ったのだと思います。

 実はこの時、娘がなんと言っていたのかいまいち覚えていないのです。なぜなら、次の瞬間に自分も激昂して怒りを爆発させてしまったからです。

  私は怒りに任せて、目についたお茶のペットボトルを壁に投げ付けて、娘に怒鳴りました。


「自分で塾に行くって言ったんでしょ!? なんなの? ふざけんなよ!! 馬鹿だったら勉強しなかったらもっと馬鹿になるじゃん!! そんなに勉強嫌いだったら、義務教育終わったら家から出て行って自由に生きれば?? どうなったって知らないからね!!??」


みたいなことを、まさに、売り言葉に買い言葉で娘に投げつけてしまいました。


 私に怒鳴られて、娘は本当に久しぶりに声を上げてわんわんと泣き始めました。


「もう生きてても楽しくない。死にたい!!」


 泣きながら叫んだ娘の声で、少し私は冷静さを取り戻しました。が、そんな状況でもすぐには怒りを抑えきれそうもなく、ひとまず離れなければまたひどい言葉を投げつけてしまうと思い、同居している父にとりあえず娘を連れて外に出掛けて貰えるようにお願いしました。


 父がすぐに娘を連れ出してくれたので、危ういところでしたが、それ以上は怒鳴らずにすみました。


 父と娘が外に行った後、投げてしまったペットボトルを片付けながらも、なかなか怒りはおさまりませんでした(余談ですが、この時初めて"怒りを抑え過ぎて顔面がピクピクする"という体験をしました)。


 が、ふと「もしかして今のこの状況は教育虐待というやつなのでは?」という考えが頭をよぎりました。


 それまではまさか自分が虐待をしているかもしれない、などと考えたこともありませんでした。自分の子供を「虐待」するなんて、信じられないとすら思っていました。むしろ、いつも公園にいる子供がネグレクトなのではないか、とか、近所で子供の泣き声がするときに「まさか虐待してるんじゃないでしょうね?」なんて心配していたぐらい他人事でした。

 

 「自分で認識できない」ということがとても怖いと思いました。きっとこれがよくでてくる「しつけのため」と言う言葉の現実なんだ、と腑に落ちました。


 そして同時にゾッとしました。

 「これは虐待なのでは」と認識したにも関わらず、また同じような状況になった時に怒りを抑えられる自信がない、ということに。

 

 もう本当にどうしていいのか分からなくなった私は、その場でスマホで「虐待相談」と検索し、目についた『189(児童相談所虐待対応ダイヤル)』というところに電話をしたのでした…

 


enaの授業&宿題についていけない

私は娘のことをまあまあ頭が良いと思っていました。

 

通っている公立小学校では、カラーテストもまあまあ良い成績ですし、算数の進度別クラスでも一番進んでいるクラスに入っていたりもしてたので。中学受験もまあまあいけるだろと勘違いしてました。

 

……しかし、enaに通い始めて1か月後くらいから、

「授業が何言っているのかわからない」

「日々学(日々の学習*1)が全然解けない」

「学判(学力判定テスト*2)が全く解けない」

というセリフが娘から発せられるコトが増えてきました。

 

*1 日々の学習とは・・・enaのオリジナル副教材。基礎学力養成&学習習慣付のための冊子。月1で配布され、毎日1ページやるとちょうど1か月で終わるくらいの分量。だが、それを1か月間に2~3回転するようにと言われる。

 

*2 学力判定テストとは・・・毎月下旬頃に実施されるenaの定期テスト。文系・理系・作文の3教科試験で、全国のena同学年内での偏差値や順位を確認し、勉強の進度&今後の対策を考える指標にするもの(だと思います) 

 

が、仕事が忙しい時期だったということもあり、私は塾の宿題や予習復習にはほとんどノータッチでした。自分からやりたいと言ったのだから、自主的に取り組むのが当然だし、できるはず。と考えていました。

 

しかし、甘かった……。甘過ぎました……。

そのことを認識したのは2回目の学力判定テストでした。

 

<テストの結果>

1回目の学力判定テスト:偏差値50前半~40後半

2回目の学力判定テスト:偏差値40前半~30後半

 

……だだ下がりでした。

 

この2回目の学力判定テストの状況をみて、これはマズイと思い始めます。きちんと親がフォローしなくてはならないのかな……と私も思い直しました。

 

まあ、その前に中学受験関連のWEB記事やブログ等を読みまして、親がガッツリ関わるべし……な世界だということを改めて認識した、という方が近いかもしれません。

 

また、とにかく毎月3万円以上も取られているし、無駄にするわけにはいかない、という思いもありました。

 

というわけで、『お母さん家庭教師』による塾フォローを開始することにしたのです。

 

これが、中学受験のなかでも悪手な対策だという認識はこの時はまだありませんでした……

 

 

すべてのきっかけは娘の中学受験

今年(2021年度)小学5年生になった娘がいます。

 

4年生の後半頃に「都立中高一貫校を受検する」と言い出したので、私も「おお!娘がやる気になっている!」と喜んで、速攻で都立中高受検で有名な近所の学習塾『ena』への入塾手続きをいたしました。

 

こう書くと自分のことながら、かなり安易に決めたことが分かりますね……。

 

このように安易に足を踏み入れた中学受検準備によって、私(我が家)が抱える数々の問題が噴出することになりました。

 

 

色々考えてたら結論として海外に移住したくなった件

はじめまして。

タイトルの件で、本日からブログをはじめようと思います。

このブログは、自分の考えの整理・日々の備忘録・モチベーションの維持などのために使っていこうと考えています。

もし読んでくれる奇特な方がいらっしゃいましたら、どうぞお付き合いをよろしくお願いいたします。